産後に歩くと股関節の付け根が痛い方へ|骨盤だけでなく足部・体幹まで確認【みらい平】
「出産後から歩くと脚の付け根が気になる」
「抱っこしながら歩くと、片側の股関節が痛い」
「少し座った後の一歩目で、股関節が引っかかる感じがする」
このようなお悩みは、骨盤だけが原因とは限りません。
産後の股関節周辺の不調では、痛みを感じている場所だけでなく、抱っこ中の姿勢、足裏の接地、股関節の動き、骨盤の位置、体幹の支え方まで確認することが大切です。
みらい平院では、最初から「骨盤のゆがみ」「筋力不足」と決めつけず、どの動きで、どこへ負担が集中しているのかを姿勢分析・動作分析から確認します。
産後に股関節の付け根が気になりやすい場面
産後の生活では、妊娠前とは身体の使い方が大きく変わります。
例えば、次のような場面で股関節の付け根が気になることがあります。
・赤ちゃんを抱いて歩く
・床から立ち上がる
・授乳後に立ち上がる
・ベビーカーを押して歩く
・階段を上り下りする
・靴下やズボンを片脚立ちで履く
・車へ乗り降りする
・長時間座った後に歩き始める
・いつも同じ側で抱っこする
赤ちゃんを抱いた状態では、身体の前側へ重さが加わります。
さらに片側抱っこが続くと、骨盤を横へ移動させたり、上半身を反対側へ傾けたりして、無意識にバランスを取ることがあります。
この状態で歩き続けると、片側の股関節や太ももの付け根へ負担が集まりやすくなります。
「脚の付け根の痛み」は場所によって見方が変わります
一口に「股関節の痛み」といっても、実際に気になっている場所は人によって異なります。
・脚の前側や鼠径部
・股関節の外側
・お尻に近い部分
・太ももの前側
・骨盤の横
・腰とお尻の境目
これらをすべて同じ股関節痛として扱うことはできません。
日本整形外科学会では、股関節は脚の付け根にある関節で、股関節の疾患では立ち上がりや歩き始めに鼠径部の痛みを感じることがあると説明しています。
ただし、産後に脚の付け根が痛むからといって、すぐに股関節の病気と決まるわけではありません。筋肉や筋膜の負担、歩き方、骨盤や腰からの影響なども含めて確認が必要です。
骨盤だけを整えればよいとは限りません
産後の股関節痛について調べると、「骨盤のゆがみ」という言葉を目にすることがあります。
しかし、骨盤の位置だけを確認しても、歩くときの負担までは分からないことがあります。
歩行では、片脚で身体を支える時間が交互に訪れます。そのため、次のような部分も関係します。
1.足裏の接地
かかと、親指の付け根、小指の付け根へどのように体重が乗っているかを確認します。
足の外側だけに体重が偏ったり、親指側へ強く寄ったりすると、その上にある膝や股関節の動きにも影響することがあります。
2.股関節の動く範囲
歩くときには、股関節を曲げるだけでなく、身体の後ろへ伸ばす動きも必要です。
股関節が伸びにくいと、腰を反らしたり、歩幅を小さくしたりして補う場合があります。
3.骨盤と胸郭の位置
抱っこ中は、骨盤を前へ出して上半身を後ろへ反らす姿勢や、片側へ身体を傾ける姿勢になりやすくなります。
胸郭と骨盤の位置が大きくずれると、体幹で身体を支えにくくなり、股関節周辺へ負担が集中することがあります。
4.体幹の支え方
「腹筋が弱いから」と単純に考えるのではなく、呼吸をしながら体幹を支えられるか、片脚へ体重を移したときに上半身が大きく傾かないかを確認します。
強い運動を始める前に、今の身体で無理なく行える動きから始めることが大切です。
みらい平院では、どこを確認するの?
みらい平院では、まず「どこが痛いか」を指一本で示していただきます。
そのうえで、次のような内容を確認します。
・歩き始めと歩行中のどちらで気になるか
・抱っこしているときだけ痛むか
・左右どちらで抱っこすることが多いか
・安静時や夜間にも痛みがあるか
・足の向きや歩幅
・片脚へ体重を乗せたときの骨盤の動き
・上半身の傾き
・股関節の曲げ伸ばしや回旋
・足首の動きと足裏の接地
・太ももやお尻周辺の筋膜の状態
・呼吸中の胸郭と体幹の動き
・立ち上がりや階段動作
例えば、股関節の付け根が気になっていても、足首が動きにくく、歩くときに股関節が必要以上に内側へ入っている場合があります。
反対に、股関節の動きが小さく、腰や骨盤を大きく動かして歩いている場合もあります。
このように、痛む場所だけではなく、身体全体のつながりを確認しながら進めます。
当院の確認方法については、初めての方へもご覧ください。
整体とトレーニングはどちらを選ぶ?
産後の股関節痛では、「整体とトレーニングのどちらがよいですか?」という質問をいただくことがあります。
どちらか一方に決めるのではなく、その日の身体の状態に合わせて順番を考えることが大切です。
整体から始めることを検討するケース
・動かすことへの不安が強い
・股関節の動く範囲が狭い
・歩き始めに強く気になる
・太ももやお尻周辺の緊張が強い
・身体の力を抜きにくい
このような場合は、筋膜や股関節、胸郭などの状態を確認し、無理のない範囲で身体を動かしやすい状態へ整えることから始めます。
運動指導を検討するケース
・痛みは強くないが歩行時に不安定さを感じる
・片脚立ちで骨盤や上半身が大きく傾く
・育児や仕事への復帰に向けて体力を戻したい
・抱っこしながら安定して歩ける身体を目指したい
・同じ不調を繰り返しにくい身体の使い方を覚えたい
運動では、強い筋力トレーニングから始めるとは限りません。
呼吸、足裏への体重の乗せ方、股関節の曲げ伸ばし、立ち上がり、片脚への重心移動など、日常生活に近い動きから段階的に行います。
みらい平院の女性向けパーソナルトレーニングでは、運動初心者の方にも取り組みやすい内容をご案内しています。
自宅で様子を見てもよいケース
次のような場合は、負担を減らしながら短期間様子を見る方法もあります。
・痛みや違和感が軽い
・日ごとに少しずつ落ち着いている
・歩行や体重をかけることができる
・腫れや熱感がない
・安静時や夜間の痛みがない
・しびれや力の入りにくさがない
自宅では、次の点を意識してみてください。
・歩幅を無理に広げない
・赤ちゃんを身体へ近づけて抱く
・片側抱っこだけを長時間続けない
・痛みが増えない範囲で短時間から歩く
・座りっぱなしを避け、こまめに姿勢を変える
・痛みを我慢して強いストレッチをしない
「産後だから仕方がない」と無理を続ける必要はありません。生活の中で負担を減らしても繰り返す場合は、一度身体の使い方を確認することをおすすめします。
医療機関へ相談したほうがよいケース
次のような症状がある場合は、整体や運動を始める前に整形外科などの医療機関へご相談ください。
・急に強い痛みが出た
・転倒や事故の後から痛む
・足へ体重をかけられない
・股関節周辺に腫れや熱感がある
・発熱を伴う
・安静にしていても痛む
・夜間痛で目が覚める
・症状が徐々に強くなっている
・脚のしびれや力の入りにくさがある
・股関節が引っかかり、動かしにくい
また、産後に片脚の急な腫れや痛み、息苦しさなどが出た場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
当院でも状態を確認し、医療機関での検査が必要と考えられる場合は受診をご案内します。
このような方はご相談ください
・産後から歩くと股関節の付け根が気になる
・抱っこしながら歩くと片側だけ痛む
・座った後の一歩目がつらい
・ベビーカーを押すと股関節や腰が重い
・階段や立ち上がりに不安がある
・骨盤ケアだけでよいのか迷っている
・運動を再開したいが何から始めればよいか分からない
・整体とトレーニングのどちらが合うのか相談したい
・子どもと一緒に通える場所を探している
産後のケアについては、産前産後・マタニティケアもご確認ください。
よくある質問
Q.産後の股関節痛は骨盤矯正だけでよくなりますか?
A.骨盤の位置だけで判断することはできません。足裏の接地、股関節の可動域、歩行時の重心移動、胸郭や体幹の使い方なども確認する必要があります。
Q.痛みがあっても運動したほうがよいですか?
A.痛みの強さや原因によって異なります。痛みを我慢してスクワットやストレッチを続けるのではなく、まずは医療機関での検査が必要な状態ではないかを確認し、無理のない運動から始めます。
Q.整体とトレーニングのどちらを予約すればよいですか?
A.迷っている段階でご相談いただいて問題ありません。姿勢、動作、可動域、筋力や生活状況を確認し、現在の状態に合った進め方をご案内します。
Q.子どもと一緒に相談できますか?
A.みらい平院は子連れでの相談に対応しています。予約時にお子さまと一緒に来院することをお伝えいただくと、よりスムーズです。
Q.何回でよくなりますか?
A.症状の経過、生活環境、身体の状態によって異なるため、回数や結果を一律にお約束することはできません。初回の確認後に、現在の状態と今後の見通しをご説明します。
まとめ|産後の股関節痛は歩き方まで確認しましょう
産後に歩くと股関節の付け根が痛む場合、骨盤だけが関係しているとは限りません。
抱っこ姿勢、足裏の接地、股関節の動き、骨盤と胸郭の位置、重心移動、体幹の支え方などが重なっていることがあります。
みらい平院では、痛む場所だけを施術するのではなく、実際の歩行や立ち上がりを確認しながら、整体とトレーニングを組み合わせた進め方をご提案します。
「産後だから仕方がないのかな」
「骨盤ケアと運動のどちらが必要?」
「子どもがいるので通えるか心配」
そのような段階でも、お気軽にご相談ください。
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