交通事故後の運動再開はいつから?つくばみらい市で身体を動かすのが不安な方へ
交通事故後、首や腰の痛みが少し落ち着いてくると、
「ウォーキングを再開しても大丈夫?」
「筋力が落ちる前にトレーニングを始めたい」
「痛みがなければ、事故前と同じ運動に戻してよい?」
と迷う方がいます。
結論からお伝えすると、交通事故後の運動再開時期を「事故から何日後」と一律に決めることはできません。
事故の状況、負傷した部位、医師の診断、現在の症状、運動内容によって判断が変わるからです。
まずは整形外科などの医療機関で身体の状態を確認し、医師から安静や運動制限を指示されている場合は、その指示に従ってください。
運動再開の許可を受けたあとも、いきなり事故前と同じ負荷へ戻すのではなく、日常動作、軽い運動、筋力トレーニング、ランニングやスポーツというように、身体の反応を確認しながら段階的に進めることが大切です。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院では、首や腰の痛みだけでなく、姿勢、歩行、しゃがむ動作、片脚で身体を支える力などを確認し、現在の身体に合った運動内容を考えます。
交通事故後は、痛みが少なくても医療機関へ
交通事故直後は痛みをあまり感じず、数時間たってから首の痛み、こわばり、頭痛、肩や腕の張りなどが出る場合があります。
NHSでは、むち打ちに関連する症状として、首の痛み、首の動かしにくさ、頭痛、肩や腕の痛みなどを挙げ、症状が出るまで数時間かかる場合があると説明しています。
事故後に運動を再開する前に、まず整形外科などの医療機関を受診し、骨、関節、神経、頭部などに重大な問題がないか確認することが大切です。
次のような内容を医師へ具体的に伝えてください。
・事故が起きた日時
・追突、側面衝突などの事故状況
・頭をぶつけたか
・意識を失った時間がなかったか
・事故直後と現在の症状
・頭痛、めまい、吐き気、しびれの有無
・再開したい運動やスポーツ
・仕事で必要な身体動作
「痛みが少ない」という理由だけで、運動を再開できる状態とは判断できません。
ずっと安静にすればよいわけではありません
重大な損傷がなく、医師から運動や日常生活を制限されていない場合は、身体の状態に合わせて活動量を戻していくことが一般的です。
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の公的機関SIRAは、むち打ちからの回復について、症状に合わせて工夫しながら、できる範囲で普段の日常活動を続けるよう案内しています。
参考:SIRA「Recovering from whiplash」
ただし、これは「痛みを我慢して運動する」「事故前と同じ筋力トレーニングをすぐ再開する」という意味ではありません。
身体を動かしたあとに、
・痛みが明らかに強くなる
・頭痛やめまいが出る
・手足のしびれが出る
・翌日まで強い症状が残る
・日常生活に支障が出る
といった変化がある場合は、運動の負荷が現在の状態に合っていないことがあります。
運動を中止または負荷を下げ、医療機関へ相談してください。
運動再開前に確認したい5つの項目
運動を再開できるかは、痛みの有無だけでなく、次の項目を確認して判断します。
1.安静時の症状
座っているときや横になっているときにも、首や腰の痛みが強く出ていないかを確認します。
安静にしていても痛みが増える場合や、夜間に症状が強くなる場合は、運動より医療機関への相談を優先してください。
2.日常生活の動作
運動を始める前に、まず日常生活がどこまで行えているかを確認します。
・歩く
・階段を上り下りする
・椅子から立ち上がる
・床の物を拾う
・左右を振り向く
・車へ乗り降りする
・仕事中に座る
・家事や育児を行う
これらの基本動作で症状が強くなる場合は、運動メニューを調整する必要があります。
3.首・肩・腰の動く範囲
首を左右へ向く、上を見る、下を向く、腕を上げる、身体を前へ倒すなどの動きを確認します。
動く範囲が小さい状態で無理に負荷をかけると、肩をすくめる、腰を反らす、身体をひねるなど、別の場所で動きを補う場合があります。
4.左右の重心
事故後に身体をかばっていると、痛くない側へ体重を逃がすことがあります。
その状態でスクワットやランニングを再開すると、左右で荷重のかかり方が変わる可能性があります。
鏡の前で立った姿だけを見るのではなく、歩行、片脚立位、しゃがむ動作の中で重心を確認することが重要です。
5.運動後と翌日の反応
運動中に問題がなくても、数時間後や翌朝に症状が強くなることがあります。
運動再開時は、次の内容を記録してください。
・行った運動
・時間、距離、重量、回数
・運動前の症状
・運動中の症状
・運動直後の症状
・数時間後の症状
・翌朝の症状
この記録があると、増やしてよい負荷と、まだ早い負荷を整理しやすくなります。
交通事故後の運動再開4段階
ここで紹介する段階は、すべての方に共通する日程ではありません。
医療機関で運動を制限されていないことを前提に、現在の症状に合わせて進めます。
第1段階|日常生活の動きを安定させる
最初は、運動より日常生活の基本動作を確認します。
・短時間の歩行
・椅子からの立ち上がり
・ゆっくりした方向転換
・痛みの出ない範囲で首や肩を動かす
・姿勢を変えながら仕事をする
長時間同じ姿勢を続けず、短い活動と休憩を組み合わせます。
第2段階|軽い有酸素運動
歩行や日常生活で症状が安定している場合は、短時間のウォーキングなどから始めます。
最初から距離や速度を求めず、会話ができる程度の負荷を目安にします。
歩行中に首や肩へ力が入り続けていないか、左右の歩幅が大きく違わないか、身体が一方へ傾いていないかも確認します。
第3段階|低負荷の筋力トレーニング
軽い有酸素運動で症状が増えなければ、自重または軽い負荷のトレーニングを検討します。
例としては、
・椅子を使ったスクワット
・ヒップヒンジの練習
・軽いゴムチューブ運動
・呼吸を止めない体幹運動
・安定した場所での片脚立位
などがあります。
回数を増やす前に、姿勢が崩れていないか、呼吸を止めていないか、首や腰へ力が集中していないかを確認します。
第4段階|ランニングやスポーツ動作
歩行と低負荷トレーニングで問題がなく、医師から競技復帰を制限されていない場合は、ランニングやスポーツ動作へ進みます。
・ウォーキングと軽いジョギングを交互に行う
・直線的な動きから始める
・急停止や方向転換は後から追加する
・競技時間を短くする
・重量、回数、速度を一度に増やさない
「走れたから競技復帰できる」とは限りません。
加速、減速、方向転換、片脚着地、相手との接触など、競技に必要な動作を段階的に確認します。
頭をぶつけた場合は運動再開を自己判断しない
事故で頭をぶつけた、意識が飛んだ、事故後に頭痛や吐き気が出た場合は、脳振盪などの確認が必要です。
CDCは、脳振盪後のスポーツ復帰について、医療従事者の許可と管理のもとで段階的に進め、症状が再び出た場合は運動を中止して医療従事者へ連絡するよう案内しています。
頭痛が少し落ち着いたからといって、ランニング、筋力トレーニング、球技、格闘技などを自己判断で再開しないでください。
特に接触を伴うスポーツでは、医師の許可を受けることが必要です。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院で確認すること
当院では、事故日、医療機関の受診状況、医師からの運動制限の有無を最初に確認します。
そのうえで、痛む場所だけでなく、姿勢と実際の動作を確認します。
姿勢分析
・耳、胸郭、骨盤の位置
・頭が前へ出ていないか
・片側の肩が上がっていないか
・胸郭と骨盤が左右へずれていないか
・片側へ体重を逃がしていないか
動作分析
・首を左右へ向く動き
・腕を上げる動き
・椅子からの立ち上がり
・スクワット
・前かがみになる動き
・歩行
・片脚立位
・段差の上り下り
・運動種目に必要な動き
筋膜や関節の確認
事故後に身体をかばうと、首だけでなく、胸郭、肩甲骨、骨盤、股関節などの動きも小さくなる場合があります。
当院では、どこが硬いかだけではなく、「どの動作で、どこに負担が集まっているか」を確認します。
当院の確認方法については、初めての方へをご覧ください。
パーソナルトレーニングを行う目的
みらい平院では、医療機関での確認を受け、事故後の症状が安定してきた方に対して、必要に応じてパーソナルトレーニングをご案内しています。
目的は、痛みを我慢して鍛えることではありません。
・事故後に低下した活動量を戻す
・左右の重心差を確認する
・肩甲骨と胸郭を連動させる
・股関節を使ってしゃがむ
・体幹を固め過ぎずに身体を支える
・仕事やスポーツに必要な動作を練習する
このような内容を、現在の身体と目的に合わせて行います。
ただし、パーソナルトレーニングの費用が自賠責保険などの補償対象になるとは限りません。交通事故施術とは別の自費サービスとして扱われる場合があるため、実施前に内容と費用をご確認ください。
当院のパーソナルトレーニングは、医師の診断やリハビリテーションに代わるものではありません。
運動を中止して医療機関へ相談する症状
次の症状がある場合は、運動やトレーニングを中止し、医療機関へ相談してください。
・強くなる頭痛
・繰り返す嘔吐
・意識がぼんやりする
・物が二重に見える
・ろれつが回らない
・まっすぐ歩けない
・手足のしびれや脱力
・首や背中の激しい痛み
・排尿や排便の異常
・運動後に症状が急激に悪化した
・胸痛、息苦しさ、失神がある
症状が強い場合は、LINEの返信や整骨院の予約を待たず、救急医療機関へ相談してください。
よくある質問
Q.痛みがなければ運動を再開しても大丈夫ですか?
A.痛みの有無だけでは判断できません。医療機関で負傷の状態を確認し、日常動作、可動域、左右の重心、運動後の反応を確認しながら段階的に進めてください。
Q.ウォーキングは何分から始めればよいですか?
A.一律の時間は決められません。医師から運動を制限されていないことを確認し、短時間から始め、運動中、数時間後、翌日の症状を記録してください。
Q.筋力が落ちるのが心配です。すぐに筋トレをしてもよいですか?
A.重い重量を急いで再開する必要はありません。日常生活と軽い有酸素運動で症状が安定してから、自重や軽い負荷へ進みます。
Q.首が痛いときにストレッチをしてもよいですか?
A.強く引っ張ったり、勢いよく首を回したりすることは避けてください。医師の指示と現在の症状に合わせ、痛みが増えない範囲で行います。
Q.頭をぶつけていなければ脳振盪の心配はありませんか?
A.事故の衝撃によって頭部や脳へ力が加わることがあります。頭痛、吐き気、意識の変化、記憶の抜けなどがある場合は医療機関へ相談してください。
Q.交通事故施術とパーソナルトレーニングを同時に受けられますか?
A.身体の状態や医師の指示によって異なります。運動を行える状態か確認したうえでご案内します。費用の取り扱いも事前にご確認ください。
Q.運動をすれば必ず事故前の状態へ戻れますか?
A.負傷の内容や経過には個人差があるため、結果や期間を保証することはできません。状態を確認しながら、現在できる動作を段階的に増やします。
まとめ|運動再開は日数ではなく身体の反応で判断します
交通事故後の運動再開時期は、「事故から1週間たったから大丈夫」というように、日数だけでは決められません。
まずは医療機関で診断を受け、運動制限の有無を確認してください。
そのうえで、
・日常生活が安定しているか
・首や腰を動かせるか
・左右均等に体重を乗せられるか
・運動中に症状が出ないか
・数時間後や翌日に悪化しないか
を確認しながら、活動量を少しずつ戻します。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院では、姿勢、動作、筋膜、胸郭、肩甲骨、骨盤、股関節、重心まで確認します。
医療機関で運動の許可を受けたものの、「何から始めればよいか分からない」という方もLINEからご相談ください。
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