産後の肩こりと腰痛が同時につらい方へ|別々に考えないほうがいい理由
肩こりも腰痛もある産後ママへ。それ、別々の不調ではないかもしれません
「抱っこをしていると肩も腰もつらい」
「授乳のあと、首肩も腰も固まる感じがする」
「寝不足の日ほど、肩こりと腰痛が両方ひどい」
「整体に行くと少し楽だけど、また戻る」
このように、肩こりと腰痛が同時につらいという産後ママは少なくありません。
産後の不調というと、肩は肩、腰は腰で別々に考えられがちです。
ですが実際には、抱っこ・授乳・寝不足・家事動作といった毎日の生活の中で、首肩と腰の両方に負担が集まりやすいことがあります。NHSは産後の体について、授乳時は背中を支えて座ること、床に近い作業では腰から曲げず、ひざをつく・しゃがむことなどを勧めています。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院では、
産後の肩こりと腰痛を別々の症状として切り分けるのではなく、姿勢分析・動作分析・筋膜のつながり・日常生活で悪化する動きまで含めて、全身の使い方からみることを大切にしています。
なぜ産後は、肩こりと腰痛が同時に出やすいのか
産後は、妊娠中から続く体の変化に加えて、出産後の生活が大きく変わります。
赤ちゃん中心の生活になることで、
- 抱っこで腕と背中を使い続ける
- 授乳で前かがみ姿勢が増える
- おむつ替えや沐浴で中腰が多くなる
- 家事を急いで行い、腰から動いてしまう
- 睡眠不足で姿勢を支える余力が落ちる
といったことが起こりやすくなります。
このとき、肩だけ、腰だけに負担がかかるのではなく、上半身と下半身をつなぐ体幹全体に負担が集まりやすいため、肩こりと腰痛が同時に出やすくなります。NHSは産後の背中や腰の不調に対して、授乳姿勢、持ち上げ方、床作業の工夫を案内しています。
抱っこ・授乳・寝不足・家事動作が、なぜ両方につながるのか
抱っこ
抱っこは、赤ちゃんの重さを腕だけで支えているように見えて、実際には首肩・背中・腰・お腹まわり・股関節まで同時に使う動作です。
特に片側抱っこが多い方では、肩の高さや重心が偏りやすく、首肩も腰も片側に負担が集まりやすくなります。
授乳
授乳では、顔が前へ出て背中が丸まり、首肩が緊張しやすくなります。
同時に、長時間座ることで腰まわりの負担も増えやすくなります。NHSは授乳時に、背中をまっすぐ支え、腰の後ろにクッションを入れ、足が床につく姿勢を勧めています。
寝不足
寝不足そのものが直接肩こりや腰痛の原因とは言い切れませんが、疲労が続くと、姿勢を支える力や丁寧に動く余裕が落ちやすいため、首肩と腰の両方に負担がたまりやすくなります。ACOGは産後ケアを一度きりではなく継続的に考えることの重要性を示しています。
家事動作
洗濯物を取る、床のものを拾う、掃除機をかける、キッチンで立ち続ける。
産後はこうした日常動作の回数が増える一方で、疲れていると股関節や脚よりも、首肩と腰でまとめて支える使い方になりやすくなります。NHSやUCLHの産後資料でも、持ち上げるときは腰だけでなく股関節と膝を使い、荷物を体に近づけることが勧められています。
肩と腰を別々に考えないほうがいい理由
みらい平Life Fun鍼灸接骨院が産後の肩こりと腰痛を別々に考えないのは、
体はつながって動いているからです。
たとえば、
- 背中で支えにくいと、首肩が頑張る
- お腹まわりで支えにくいと、腰が頑張る
- 骨盤や股関節が使いにくいと、腰が代わりに動く
- 胸郭が固まると、呼吸が浅くなり首肩が力みやすい
このように、肩と腰は離れた場所に見えても、
実際には体幹・背中・肋骨・骨盤を通じて連動しているため、片方だけをみても不十分なことがあります。
WHOは慢性腰痛の管理で、身体・心理・社会的要因を含む全人的で個別化されたケアを推奨しています。産後肩こり・腰痛をそのまま慢性腰痛と同一視はできませんが、痛い場所だけでなく、生活や機能まで含めてみる考え方は参考になります。
姿勢分析で何をみるのか
当院の姿勢分析は、単に「猫背ですね」「骨盤が前傾していますね」で終わりません。
重視しているのは、どこに負担が集まりやすい姿勢になっているかです。
たとえば、
- 頭が前に出て首肩へ負担が集まっていないか
- 背中が丸まり、授乳姿勢がつらくなっていないか
- 骨盤の傾きで腰へ負担が寄っていないか
- 重心が片側へ偏っていないか
- 抱っこ姿勢で肩の高さが左右差を作っていないか
こうした点を確認することで、
「なぜ肩も腰もつらいのか」
「なぜその場では楽でも戻りやすいのか」
を、患者さん自身にも分かりやすく説明しやすくなります。
動作分析で何をみるのか
産後の不調は、静止した姿勢だけでは分からないことが多いです。
そのため当院では、必要に応じて動作分析も重視しています。
たとえば、
- 抱っこでどちら側に寄りやすいか
- 授乳姿勢に入るときに首肩がすくんでいないか
- 立ち上がりで腰から先に使っていないか
- 床のものを拾うときに腰だけで曲げていないか
- 歩くときに肩と骨盤が固まっていないか
NICEは首の不調の評価で、どの動き、姿勢、活動で悪化するかを確認することを示しています。産後の肩こり・腰痛でも、この考え方はとても重要です。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院では、
「肩こりがある」「腰痛がある」だけではなく、
日常生活のどの動きが首肩と腰への負担を増やしているかまで一緒に整理していきます。
筋膜の視点を入れる理由
当院では、肩こりと腰痛をみるときに、筋肉だけをバラバラに考えず、
筋膜を含めた全身のつながりも意識しています。
たとえば産後ママでは、
- 胸の前が縮こまりやすい
- 背中や肋骨まわりが固まりやすい
- お腹まわりが使いにくい
- 股関節前面やお尻が働きにくい
- 骨盤から上がひとつに固まったように動く
といった状態がみられることがあります。
もちろん、筋膜だけで肩こりや腰痛のすべてを説明できるわけではありません。
ただ、肩だけ、腰だけを局所的にみるよりも、
なぜ両方に負担が集まるのかを考えるうえで、筋膜や全身連動の視点は臨床的に役立ちます。
整体だけでなく、必要に応じて体の使い方もみる考え方
ここが、みらい平Life Fun鍼灸接骨院の大切にしているポイントです。
整体で、今つらくなっている首肩や腰を整えることは大切です。
ただし、それだけでは抱っこ・授乳・家事動作の中で同じ負担が戻りやすい方もいます。
そのため当院では、必要に応じて
- 首肩だけで支えすぎない
- 腰だけで反らない・曲げない
- 股関節や脚も使って立つ
- 呼吸を止めずに支える
- 日常の中で負担が集中しにくい動きを覚える
といった、体の使い方の視点も大切にしています。
ACOGは産後の身体活動として、中等度運動150分/週を目安に、無理のない運動再開を勧めています。また、NHSも産後は体調に応じて歩行、やさしいストレッチ、骨盤底筋・お腹まわりの運動などから始めることを案内しています。
当院でいう「体の使い方」や「トレーニング視点」は、いきなり強い筋トレをすることではありません。
今の生活の中で無理なく支えやすくするための考え方です。
日常生活で悪化しやすい動きとは?
産後の肩こりと腰痛が同時につらい方で、よくみるのは次のような動きです。
- 片側抱っこが続く
- 授乳で首を前へ出したまま固まる
- おむつ替えを低い位置で行う
- 床のものを腰だけで拾う
- キッチンで腰を反らせたまま立つ
- 疲れると肩をすくめてしまう
- 呼吸が浅く、胸の上だけで息をしている
NHSは産後の腰痛対策として、床作業ではひざをつく・しゃがむこと、授乳時は背中を支えることなどを勧めています。
当院では、施術だけでなく、
その人の日常生活で何が悪化要因になっているかを一緒に整理し、無理なく変えられるポイントを探していきます。
どんな人が来院対象になりやすいか
当院の考え方が合いやすいのは、次のような産後ママです。
- 肩こりと腰痛が同時につらい
- 抱っこや授乳のあとに両方悪化しやすい
- 整体ではその場しのぎになりやすい
- 産後から背中まで張りやすくなった
- 姿勢が崩れている気はするが、何を直せばいいか分からない
- 動作や日常生活のクセも含めて説明してほしい
- いきなり強い運動は不安だが、体の使い方は見直したい
- 産後の不調を肩と腰で別々にみられることに違和感がある
特に、
「痛い場所だけでなく、なぜ両方つらくなるのかまで知りたい」
という方には、当院の考え方が合いやすいと思います。
受診の目安と注意点
産後の肩こりや腰痛の多くは、姿勢や日常の負担と関係しますが、
すべてを自己判断してよいわけではありません。
首や肩の不調に加えて、しびれ、力の入りにくさ、発熱、説明しにくい強い夜間痛、急激な悪化などがある場合は、まず医療機関での評価が勧められます。NICEでも、神経症状や発熱、体重減少、夜間の持続痛などは重篤な原因を示唆する所見として挙げられています。
腰痛では、排尿排便の異常、強いしびれ、筋力低下、外傷後の強い痛みなどがある場合も、医療機関での評価が優先です。
まとめ|産後の肩こりと腰痛は、別々に考えないほうがいいことがあります
産後の肩こりと腰痛が同時につらいのは、
- 抱っこ
- 授乳
- 寝不足
- 家事動作
- 姿勢の崩れ
- 呼吸の浅さ
- 体の支え方の偏り
などが重なり、首肩と腰の両方に負担が集まりやすいからです。
だからこそ、
肩は肩、腰は腰と分けて考えるより、
姿勢分析・動作分析・筋膜・日常生活で悪化する動きまで含めて、全身のつながりからみることが大切です。
みらい平Life Fun鍼灸接骨院では、
今つらい場所を整えるだけでなく、必要に応じて体の使い方まで一緒に整理することを大切にしています。
「肩こりも腰痛もつらい」
「産後からずっと戻りやすい」
「別々ではなく、全体で見てほしい」
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FAQ
Q1. 産後に肩こりと腰痛が同時に出るのは珍しくありませんか?
珍しくありません。抱っこ、授乳、家事動作、睡眠不足などで首肩と腰の両方に負担が集まりやすくなります。NHSも授乳姿勢や床作業の工夫を案内しています。
Q2. 肩と腰を別々に考えないほうがいいのはなぜですか?
体は背中・肋骨・骨盤・体幹を通じて連動しているためです。片方だけをみても、もう片方に負担が残ることがあります。これは当院が重視している考え方です。
Q3. 産後に運動は必要ですか?
全員に同じ運動が必要とは限りませんが、ACOGは産後の身体活動を勧めており、NHSも体調に応じたやさしい運動再開を案内しています。
Q4. 姿勢分析や動作分析では何が分かりますか?
首肩や腰に負担が集まりやすい姿勢、抱っこや授乳などで悪化しやすい動きのクセ、支えにくい場所などを整理する助けになります。これは当院独自の評価の考え方です。
Q5. どんな場合は医療機関を優先すべきですか?
しびれや筋力低下、発熱、夜間の強い痛み、排尿排便の異常、急激な悪化などがある場合は医療機関での評価が優先です。
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